都城市の不動産売買専門店 拓新不動産|「査定価格はあくまで参考価格」

4.「査定価格はあくまで参考価格」

ご自宅やお持ちの不動産を今後もずっと所有し続けるのであれば関係ない話なのですが、もし近い内に、または将来的に売却を考えている方はぜひお読みください。

 

皆さんは自己所有物件の資産価値をご存知でしょうか?

 

一番簡単で、誰にも頼まないで調べる方法があります。

それは、固定資産税の納付書と一緒に送られてくる固定資産課税証明書に記載されている固定資産評価額を見ることです。

 

ただし、この金額をそのまま不動産の価格として認識してはダメです。

あくまで参考としておき、本当に不動産を売りたい、正確な資産価値を知りたいという方は、不動産会社に査定を依頼してください。

 

インターネットで一括査定を依頼すれば複数の不動産会社から査定額を出してもらうことができますし、ご近所に不動産会社があれば直接依頼してもいいでしょう。

ほとんどの不動産会社が無料で査定してくれます。

 

ただ、査定は気軽に依頼することができる反面、当然依頼する側の情報も伝えなければならないので、その後の営業活動はある程度我慢する必要があります。

 

会社によっては結構な頻度で営業の電話や訪問があるかもしれません。

 

もう一つ注意してほしいことがあります。

それは、査定価格は実際に不動産が売れる価格では無い、ということです。

 

査定価格は、査定の依頼を受けた不動産会社が、自分たちが売却できる目安の価格として出したものです。

そのため、査定価格よりも高く売れることも、安く売れることもあります。

 

なぜそうなるかと言うと、売買には買い手があることと、売り手の条件などで差異がでるためです。

 

不動産は大きな買い物で、その分買い手にも事情があります。購入のタイミングもあります。

 

売買価格は売り手と買い手の交渉で最終価格が決まりますので、買い手がどうしてもその物件が欲しくて、買い手の価値観と物件が一致していれば(買い手が価格を高いと思っていなければ)交渉はスムーズになり、売り手の希望価格に近い額で決まるでしょう。

 

逆に、そうでなければ交渉は難しくなりますので、売り手の譲歩(価格の値下げ)が必要になるかもしれません。

 

つまり、最終の価格は「状況」や「交渉」で変わるということなのです。

 

そのため、不動産会社から出された査定価格に一喜一憂することなく、あくまでその不動産の売り出し価格の参考であり、目安の価格だと認識してください。

 

また、査定価格が高いことを理由に仲介の不動産会社を決めることは危険です。

 

高い査定価格を確かな根拠もなく提示してくる不動産会社があると、その会社は後日になって売り出し価格の引き下げを提示してくる可能性が高いです。

 

なぜなら、最初の価格設定そのものが間違えているからです。

 

不動産会社を選ぶ際は、査定価格に根拠を持っていて明確な説明ができること、売却を成功させるための具体的な方法や見込みを説明できることなどが大事です。

 

 

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